ニュースレター
2019年5月号ニュースレターを掲載いたしました
企業法務・経営諸課題の最新情報【2019年5月25日号】
いつも大変お世話になっております。
弁護士法人グレイスの丸山信一です。
季節外れの猛暑日となる地点も出た異例の5月の日本列島!まだ梅雨入り前なのに。
沖縄・奄美は梅雨入りしましたね。この季節はシトシト雨もどうも苦手な私ですが、大雨による災害も心配されます。梅雨入り前とは言え、つい先日南九州を中心に襲った豪雨により屋久島では300名余の登山者などが下山できない事態に遭遇しています。
これまでの災害を教訓に気象庁が今月中にも大雨時の警戒レベルを5段階で表すとしています。情報が適切に発信され、且つ日頃からの備えがしっかりされていても起こってしまうかもしれないのが自然災害です。令和の時代ではその方面での平穏な日々となれば良いですね。
鹿児島の女子プロゴルファー、勝みなみ選手が2勝目!嬉しいニュースが飛び込んで来ました。黄金世代とされる中では最速の億超えプレーヤーとのことで頼もしい傑出振りです。20歳のこれからの活躍がますます楽しみですね。
こちらは25歳、58年振りとなる三役経験なしで大相撲優勝を果たした朝乃山関。新入幕11場所での優勝は貴花田、曙と並ぶスピード記録とのことで楽しみな逸材です。
快挙!は何と言っても陸上100メートル男子のサニブラウン・ハキーム選手でしょう。20歳のタイム9.99秒は日本人二人目の9秒台。ライバル達への刺激になるでしょうし、世界と渡り合う若い彼らの活躍に大注目です。
遂にと言うか沈静化が期待されていた米中の関税を巡る駆け引きは抜き差しならぬ事態に発展してしまいました。
第4弾となった中国からの輸入品に22兆円規模の追加関税を25%としたトランプ大統領。再選を目指す選挙対策の一つとしては余りにも大きな代償を払うことになりそうです。片や鉄鋼製品についての高関税はカナダ・メキシコを解除し、日本は取り残される格好になっています。
さて、私たちグレイスが取り組む外国人人材の活用、特に新たな在留資格である「特定技能」も「技能実習生」とともに検討しようとする受け入れ企業様の動きは日に日に活発な動きを見せています。
先日の外食分野での技能試験の結果が発表され、75%の合格率となり合計350名近くの外国人が最長5年間労働者として働くことが可能となります。いよいよ門戸が開かれようとする時代を感じていらっしゃる方も多いと思います。
グレイスはお役に立つ情報を常に発信してまいります。そして何よりも目指すべき事業運営がスムーズに行われる取り組みをご一緒に致したいと思います。
それではグレイス・レポートの第65号をスタートさせましょう!!
本号のコンテンツ
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事業承継コラム
播摩弁護士
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弁護士コラム
大武弁護士
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パラリーガルコラム
高田 史子
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パラリーガルコラム
野口 怜那
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GRACE NEWS
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顧問チャット活用事例
播摩弁護士
1. 事業承継コラム 第2回 親族内に後継者がいる場合
シリーズでお送りする「事業承継」問題。今号もこの分野に圧倒的な存在感で執筆する播摩弁護士が登場します。税法上のハードルで難しいかじ取りを強いられる事業主様が多いことを承知しているだけに、税理士の先生とも連携してお手伝いできる事を常々お話しています。
今号では「親族」への承継を想定するケースを取り上げています。播摩弁護士はオーナーのご存命中の「贈与」なのか、オーナーのご逝去後の「相続」なのかに大別して、論考をしています。
近年の税制改正で贈与税、相続税の負担を猶予する軽減策の仕組みができたわけですが、落とし穴にはまらないよう注意が必要であることが強調されています。
この税制特例についてのメリットとリスクを是非ともご確認いただくことをお勧めします。
2. 弁護士コラム 「少年事件」
企業法務部の部長弁護士、大武が興味深い刑事事件の分野で弁護士活動の一端を紹介しているコラムです。
少年事件と通常の刑事事件の手続きの違いに触れると同時に、大武部長が手掛けてきた少年事件の弁護活動でどのような体験をしたのか、そして当事者の少年たちとの交流が生み出した更生への手掛かりなどについて紹介します。
大武部長の少年事件に向き合う熱い思いが皆さまにも伝わるものと思います。
家事部では圧倒的な仕事量で茂木部長の右腕として活躍する森田弁護士です。相続案件に限らずご家族内のお悩み事などがあればどうぞお頼り下さればと思います。
3. パラリーガルコラム ボランティア/気軽に行ける海外
今号も二人のパラリーガルがオフタイムの過ごし方などを紹介しています。
先ずは企業法務部所属でとりわけ債務問題を扱う場面の多い高田です。自然体でボランティア活動をするに至った彼女の経験をお伝えします。ライフワークにと考える彼女の思いに私も共感いたします。
韓国通?を自認する家事部で最年少パラリーガルの野口が初登場します。彼女は食事の楽しみが高じてなのか韓国語を学ぶようになったようです。
若者らしいエネルギーの発揮ぶりをお伝えしますが、いつの時代も物怖じしない交流が国際親善の力になるのでしょうね。いよいよ頑張ってもらいたいものです。
4. GRACE NEWS
ニューヨークタイムズに選出されました
ニューヨークタイムズ紙に「NEXT ERA LEADER'S」というコーナーがあり、次世代のリーダーを取り上げています。このコーナーで弊所代表弁護士の古手川が選出されました。是非ご覧ください!!
(1)セミナー開催のお知らせ〈企業法務部〉
今後予定される事業主様向けのセミナー2件の開催案内をしています。特に7月開催の「問題社員対策セミナー」はこれまでも110名を超える聴講者を数える好評のセミナーです。是非ご確認ください。
(2)全11回で顧問先様に提供する「ビジネス実務法務検定試験」の対策講座のお知らせです。途中からの参加でも確実に入手できるDVDも準備しました。社員のスキルアップへのお役立てとしてもご検討ください。 (3)事故・傷害部から保険代理店の皆様との勉強会を実施しています。テーマは例えば「賠償金が上がる保険利用」というものなどです。これからも専門家との連携を強めてまいります。
5. 顧問チャット活用事例 「業務委託契約書の問題のリーガルチェック」
顧問先様へのサービス向上を図る便利ツール「顧問チャット」について紹介するコーナーです。ビジネスの加速化に貢献したいと播摩弁護士がお伝え致します。
今回は、取引に付きものの契約書をどう取り扱うか、このお悩みに対応する弁護士の活用についてです。
業務委託契約の中味が適正か、今後当方に不利なるような事態にならないか、想定すべき課題も含めて視野を広く持った精査が必要になってくるでしょう。
具体的なお悩みの質問を率直に伝えることができるホットラインとしての顧問チャットを活用することでスピーディーに担当弁護士が直接チャットで応えます。弁護士とのやり取りも確実に残るので後々見返すことも容易です。検索機能もあり便利この上ない活用法として重宝されています。いつでも顧問チャット利用のノウハウをご案内しますので、どうぞ何なりとお申し付け下さい。