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相談事例

【16】多数の債権者からの多額の債務を負う会社につき、大幅な債務免除を受けたうえで事業継続させる民事再生を行った事例

2019/07/14
相談分野
その他
業種
その他の業務

1. 相談内容

事業再編を経た後の現在の主たる事業は好調であるものの、事業再編前に抱えていた債務によって経営が圧迫されている。経営を継続するためにはどのような法的手段を採ればよいか。

2. 争点

約70名という多数の債権者に対する約2億5000万円の多額の債務を負っていたため、債務を整理したうえで経営を継続する場合、債権者らからの反発が予想されました。

3. 解決内容

民事再生手続をとって会社の債務を大幅な免除を受けたうえで経営を継続する方針を採り、当事務所へのご相談から1ケ月後に裁判所に申立てを行いました。

民事申立直後には債権者(金融機関及びリース業者等)から多数の反発があったものの、弁護士が債権者に対して書面又は対面で粘り強く交渉することにより、最終的には2億3500万円の債務免除を受けました。

債務の残りの約1500万円については5年間かけて返済しつつ、事業を継続することになりました。現在では経営も安定し、事業を継続しています。

4. 弁護士の所感

本件ではクライアント企業が多数の債権者に対して多額の債務を負っていたため、手続を進める中で債権者からの反発が予想されました。

しかしながら、現在の主たる事業が順調であったこともあり、社長も「絶対に会社を潰したくない」という強い思いを抱いていらっしゃいました。そこで、民事再生手続を選択したうえ、迅速な申立てと債権者に対する個別対応を弁護士が一手に引き受けることでステークホルダーの理解を得て、事業を継続する再生計画の認可を無事に受けることができました。

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