ニュースレター
2018年5月号ニュースレターを掲載いたしました
2018/05/28
企業法務・経営諸課題の最新情報【2018年5月25日号】
いつも大変お世話になっております。
弁護士法人グレイスの丸山信一です。
5月下旬に入って平年並みの気温でひと息ですが、梅雨入り前にクールビズにも容赦のないうだるような暑さが早々とやって来た感もある皐月でした。暑さ慣れも徐々にと願いたいものです。
ところで、はしか(麻疹)が流行する恐れがあるとされる報道に、乳幼児や妊産婦を身近に持つ方は心配ではないでしょうか。日本はWHOが麻疹排除状態を宣言していましたから、輸入はしかによる大流行の兆しは余計に気になります。それはさて置いたとしても、皆様どうぞ体調の管理には充分気を遣われてくださいませ。
大河ドラマ「西郷どん」は舞台が奄美大島などに移る重要な時間軸になってきましたね。島津藩を経済的に支えたさとうきびと島人(しまんちゅ)の厳しい生活。西郷どんが失意の時期に目の当たりにした島人の現実と、出逢った愛加那と二人の子供たちとの家族愛を育む物語…。
西郷どんの人間的な成長と深みをきっと色濃く描いてくれるでしょう。とても楽しみです!
カンヌ映画祭で快挙!最高賞のパルムドール賞が『万引き家族』監督の是枝裕和さんに贈られました。日本映画は21年振りの最高賞受賞、彼自身の作品では「誰も知らない」「そして父になる」で審査員賞などを受賞していましたから、その手腕は折り紙つきというところでしょうか。
彼の父方の祖父母は奄美大島の出だそうですが、6月の封切が予定される受賞作品を始めとする作品に触れる機会がきっと鹿児島でも増えるでしょうから、是枝監督の描く社会の在り様とか家族の繋がりとかなどが話題となれば良いなあと思ったところです。
さて、社会の在り様という点では、私たちグレイスも社会の変容に常に敏感でなければならないのは当然で、ご提供するサービスには常々留意しているところです。
間もなく開催をする労務セミナーは「有期雇用」と「無期転換」について、3地区で計6日間となります。業種によって雇用形態は様々で課題も多岐に渡る訳ですが、雇止めが社会問題化する中で法改正の施行がこの4月に実施されており、雇用主が必ず押さえておくべき問題点と対策をご提供いたします。
どうぞこの機会に振るってご参加をいただくようご案内致します。
何時もいつもグレイスは身近で頼りになる、そのような信頼を寄せていただける法律事務所であり続けることを私たちはお約束いたします!
何よりもお客様の事業の成功のために、そして永続的な発展のために!
私たちグレイスはお客様に寄り添う徹底した行動とそのスピードに拘って参ります。
それではメルマガ第53号をスタートさせましょう!!
本号のコンテンツ
1. 企業法務コラム 職員の採用と労働法
「問題社員」のセミナー等で評判を博している森田弁護士が今回登場です。
求人難、人手不足について各方面から苦慮しているとの声が寄せられる昨今です。更に、実際の採用となれば慎重を期さなければならないのは当然であります。
森田弁護士は職員・社員の採用に際して重要となる法的なリスク回避について解説します。今回は、採用する側の自由度や採用取り消しについて焦点を当てます。
特に、いわゆる身元調査はどこまで許されるのか、そして「内定」から本採用に至るまでの制約について触れていますので、是非参考にしていただきたいと思います。
売り手市場であるからこそ、森田弁護士の考察は重要です。
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2. GRACE NEWS
(1)セミナー開催のお知らせ〈企業法務部〉
お待たせいたしました!いよいよ6月5日を皮切りに労務セミナーが開催されます!
『無期転換と雇止めの問題を斬る!!』として、一番人気!の大武弁護士が鹿児島、八代、都城で暑苦しい?!ほどの熱弁をふるいます。ご期待ください!
(PDF) >
(2)メディア掲載のお知らせ
ご注目!!
弁護士専門情報誌の「アトーニーズマガジン」5月号で弊所への取材記事が2面に渡って掲載されました。他者からの視点でグレイスの特徴などが表現されているかと思います。私どもの活動の一端としてご覧下されば幸いです。
(PDF) >
3. 法律Q&A 「成年被後見人や未成年者であっても遺言できるのですか?」
今回のQ&Aは家事部の碓井弁護士が担当します。
想定したのは認知症の方や成人でない方の遺言は無効とされてしまわないのか?という疑問です。結論は条件が整っていれば差し障りない、つまり一概に否定されないというものです。
民法上、遺言については「行為能力」の制限を受けないとなれば、残す問題はその効力を充分とする条件は何かということになりそうです。
高齢化社会では身近な話かもしれませんね。ご一読をお勧めします。
詳細はこちら > (PDF) >
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