社外役員(社外取締役・社外監査役)への就任
社外役員への就任(社外取締役・社外監査役)
社外役員とは
1 株式会社と役員
株式会社には、株主総会と取締役等の役員が運営・管理機構として設置されます。株主総会は、株主によって構成され、会社の基本的な意思決定を行います。取締役は、株主総会によって選任され、それ以外の運営・管理上の意思決定を行います。また、監査役も、株主総会によって選任され、取締役の職務の執行を監査します。 役員は、社外から選任することも可能です。社外役員を選任することにより、会社内部の役員のなれ合いや、その会社でしか通用しないような会社内部の論理で意思決定をすることを防ぐことができます。社外役員は、客観的な立場から、自らの専門的知見を活用して、ニュートラルな視点から会社の経営に対する意見を述べることができます。会社の経営事項を決定する場に、このような役割を担う社外役員がいることは、企業の健全な成長にとって非常に有益なものといえます。
2 社外役員の役割
会社法制の見直しの中で、コーポレートガバナンス・コンプライアンスの充実を求める流れの中で、社外取締役の役割は大きくなっています。取締役の業務執行について、社外の視点を取り入れながら、企業戦略を踏まえて適切なリスク分析を行うことで、企業の持続的な成長や企業価値の向上に資することができるのです。
弁護士が社外役員に就任するメリット
顧問弁護士としての経験
弁護士法人グレイスは、幅広い業種の多くの企業様から顧問弁護士としての指名をいただき、顧問弁護士として日々活動しています。顧問弁護士としての幅広い業種の様々な事案の解決に尽力する中で、多くの知識と経験を培っています。さまざまな交渉案件や裁判、日常的な顧問弁護士への法律相談を通して、多くの経営者の皆様と仕事をさせていただき、日々幅広い法的問題に対応しています。 この知識と経験は、社外役員としての業務を行うにあたって非常に有用です。さまざまな事案で法的対応を行ってきた弁護士であればこそ、適切にリスク分析をすることができ、経営判断に際してあらかじめ知っておくべきことを示すことができます。顧問弁護士としての経験を活かして、法的に適切なリスク分析をして見通しを示し、合理的な意思決定を可能にすることができるのです。
法的思考を切り口に、問題点を洗い出す力
社外役員には、会社のガバナンス・コンプライアンスを実現することが期待されています。 社外役員として求められる任務を全うするには、事実を整理・分析し、適切な意見を論理的に述べる力が求められます。加えて、株式会社の運営は、会社法によって規律されているため、会社法の知識があることも求められます。 弁護士は、日々の業務の中でさまざまな事案に対応するべく事実の整理・分析を日常的に行い、法律を適用することを仕事としているため、まさに社外役員として求められるスキルを有しているといえます。 法律の専門家として、そして社外役員としての独立した客観的な立場から、経営陣に対して適切な助言・監督を行うことで、会社の経営をより強くし、ひいては企業価値を持続的に成長させることができるのです。
弁護士法人グレイスの弁護士による社外役員への就任
社外役員(社外取締役・社外監査役)の就任ならば弁護士法人グレイスへ
弁護士法人グレイスでは、弁護士による社外役員(社外取締役・社外監査役等)の就任を承っております。 多くの企業・経営者の皆様から顧問弁護士としてご指名いただき、顧問弁護士として日々活動するなかで培った知識と経験をもとに、社外役員として貴社のガバナンス・コンプライアンスの充実に貢献いたします。 社外役員(社外取締役・社外監査役)の選任をご検討の際は、弁護士法人グレイスにお気軽にご相談ください。