年始のご挨拶

　今年も何卒よろしくお願いいたします。

　顧問先の皆様に、改めてご周知申し上げたい事項がございます。

　前回のニュースレターで、顧問先様において、「このような事項を相談してよいのか」とためらうよりは、まずご連絡をいただきたい旨を申し上げました。

　具体的な例で申し上げますと、コロナ融資の返済に困っている・金融機関との折衝に弁護士の知見が欲しいというようなご相談も承っております。コロナ融資の返済が始まったことにより、金融機関との折衝等を含めた資金繰り対策が急務になっている会社もあると存じます。このようなケースでは、外部の専門家の意見を聞いて方針を決めることが重要になります。

　このようなご相談は、できれば外部に知られたくないというお気持ちも理解できますが、正しい方向を見定めることができなければ、事態はより悪い方向に進んでしまうだけです。意を決してご相談いただいた段階では、すでに諸々の状況が手遅れになってしまうことも残念ながらございます。弁護士には、職務上の守秘義務が法律で課せられておりますので、顧問先様のご了解を頂かない限り、お話しいただいた内容を外部に伝えることはございません。

　会社の状況が良いときにも、そうでないときにも、顧問先様にとってお力になることができるように対処してまいりたいと存じます。

　旧年中は大変お世話になりました。新年となりましたが、年始から日本列島は大変な災害に見舞われています。

　まずは、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。法的なアドバイスやサポートが必要な場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

　私が所属する事業部は、東京に拠点を置き、関東地方を中心とした東日本の企業様に法的サービスを提供しております。本年は、弁護士３名が中心となり、顧問先企業様のサポートをさせていただきます。いずれの弁護士も、１０年以上のキャリアを持つ、経験豊富な弁護士です。特に２名の弁護士は、大手商社、メガバンクへの出向の経験もあり、様々な分野の企業法務に精通しております。コロナ禍が明け、経済活動が活発なる中、私たちのもとに寄せられる相談も多岐にわたっています。私たちも、多種多様な相談に対応できるように日々研鑽を積んで参ります。これまで以上に、専門的かつ厚い法的サービスを顧問先企業様に提供していく所存です。

　また、私が所属する事業部では交通事故をはじめとした人身傷害事案も担当しています。

　こちらについては、弁護士２名が中心となり、交通事故被害者の支援に取り組んで参ります。

　皆様のお力になれるよう、全力で取り組んで参りますので、本年もよろしくお願いいたします。