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顧問先様の紹介

社会福祉法人慶生会

投稿日:
更新日:2024/12/23

「してあげている」「してもらっている」ではなく、一視同仁でお互いが幸せに

1.理事長紹介

理事長 川窪 眞由美 様
 鹿児島ご出身の川窪理事長は、東京での17年間の会社員生活にピリオドを打ち、海外での生活を始められました。数年後に帰鹿され、あるきっかけをもって社会福祉事業に携わる事となり、不便な生活や不自由な思いをされている方が多いという現状をお知りになられました。この状況や環境を変える為には「社会福祉法人 慶生会」の設立が必要と考えられ、その後2年後に障害者支援施設のオープンまで実現されました。

2.事業紹介

 平成13年に「社会福祉法人 慶生会」を設立され、平成15年に「パソ松ヶ尾館」を鹿児島市下福元町に、その後、中山、清和にそれぞれ施設を開館され、既存の制度事業である社会福祉事業をこれ迄21年歩んでこられました。当初は身体障害者を対象とした施設を運営されていましたが、現在では高齢者・児童向けの福祉サービス、総合福祉相談支援サービス等も行っております。そして昨年、谷山駅近くに開館された「La Plus(ラプラス)」は、今年の12月に開館一周年を迎えられました。クラフトビール&パン製造販売から温泉、ジム、ビアバル等々老若男女問わず楽しめる、全世代向けの一般店舗サービスと既存の福祉サービス事業の両輪で、地域共生社会を体現した施設となっております。

3.過去にあった危機とその克服

 「大変なことがあっても次の日になれば『しょうがない!』と忘れてしまう性分ですが、やはり最初の立ち上げの時期が一番大変でした。子育てもあり、前職と180度違う仕事内容に戸惑い、悩む毎日でした。何をすればよいのかも障害を持った方々との関わり方も分からず、とにかく無我夢中でした。理事長としての仕事も十分に理解できていないまま、本当に苦労しました。その後も利用者様同士や利用者様と職員とのトラブル等々、福祉は感情労働と言われますが、苦労は絶えません。時間が解決した部分もありますが、周りの方々に励まされたり、教わったりしながら乗り越えてきたと思います。人間は間口が狭く、自分から相手の懐に入っていかないといけないですし、人の心を和らげるコミュニケーションが一番大切だと思っています。」

4.理事長にとって経営とは

 「『私たちだけが良い思いをするのではなく、利用者の方も一緒に、お互いが共助しあって皆が幸せになる』ことを大切にしています。もちろん経営においては公益法人であっても数字は大事ですが、私たちは支援を通して働きがいを感じ、社会貢献をしています。当法人の理念に基づき仕事をすることを源泉としつつも、慶生会には『慶びが生まれる』という思いが込められているので、皆が幸せで『慶生会があってよかった』と思える企業でありたいと思っております。社会福祉事業は『社会が幸せになる』為にあるのですから。」

5.今後のビジョン

 現在、ご子息も共に勤務されており「息子は『住民の皆さんの拠り所となる場をつくりたい』と言っているんです」と嬉しそうにお話しくださいました。ご子息の思いを大切にされつつ、理事長ご自身も「慶生会があってよかったと思える人づくり、環境づくりを目指していきたい」とおっしゃっていました。

6.インタビュアーの声

 法人設立時のインタビューの中で「皆さんが困っているから何かしてあげたい」という思いがあったと伺いました。その思いを常に持ちながら、未経験であった福祉事業という発展途上の分野に、前向きに精力的に取り組み続けてこられた理事長のお姿に大変感銘を受けました。今後、益々鹿児島の福祉事業を発展させてくださることを祈念いたします。

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