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企業法務コラム

熊本でリーガルチェックを検討中の企業様へ

投稿日:
更新日:2025/07/01

熊本で契約書を交わす際に「この内容で本当に大丈夫だろうか?」と不安になっていませんか。

多くの中小企業の経営者様は、取引先から受け取った契約書を一通り目を通しただけで「大丈夫だろう」と署名押印してしまいがちです。

しかし契約書には、記載するべき事項を見落としたことで後に重大なトラブルにつながる法的リスクが潜んでいる場合があります。

例えば、契約書に納期の記載はあったが、納期遅延に対する具体的な違約金や損害賠償の条項が盛り込まれておらず、予期せぬトラブルで納期が大幅に遅延し高額な賠償金を支払うことになるというケースも発生してしまいます。

こうしたリスクを避けるためにも、契約書を交わす前にリーガルチェック(契約書の法的確認)を受けることをおすすめいたします。

弁護士法人グレイスのリーガルチェックサービス

1.専門性の高さと確かな実績

当事務所は企業法務を専門とする弁護士チームを擁し、熊本を含む全国6拠点で累計700社以上の企業様から顧問弁護士としてご指名いただいた豊富な実績があります。

各分野に特化した知識と経験を活かし、契約書チェックを含むあらゆる企業法務に対応してきました。その経験の蓄積により、様々な業種や事案に応じた的確なリーガルサービスを提供いたします。

2.迅速かつきめ細やかな対応

当事務所ではオンライン面談などITツールも積極的に活用し、いつでもどこからでも弁護士に相談できる体制を整えています。

顧問契約を締結いただいた企業様とはチャットでも繋がり相談を受け付けているため、契約書への不安がある場合は「〇〇についての契約書を作成したいです」「〇〇についての契約書を確認して欲しいです」など気軽に相談可能です。

ご依頼にはスピーディーに対応しつつ、細かな点まで見逃さない丁寧なチェックを行います。お忙しい経営者の方でも、移動時間を削減しながら法的問題に迅速に対処可能です。

3.オンライン対応

熊本をはじめ各地域の皆様にスムーズにサービスをご利用いただけるよう、当事務所はオンライン相談にも対応しています。事務所へ来所しての対面での相談はもちろん、メールやお電話、テレビ会議での打ち合わせも可能です。

直接事務所へお越しいただかなくても契約書のチェックやご相談ができるため、遠方の企業様やお忙しい方でも気軽に契約書の作成やリーガルチェックを依頼できます。

3.料金の明朗さ

契約書のリーガルチェックにかかる費用について、当事務所ではわかりやすい料金プランをご用意しています。顧問契約プランでは月額費用内で契約書についての依頼が可能なため、コストを抑えたい企業様におすすめです。

弁護士法人グレイスの料金プランと無料相談

わかりやすい料金プラン

弁護士法人グレイスでは、中小企業の皆様にもご利用いただきやすいよう料金プランを分かりやすく設定しています。

スポットでの依頼(1通) 顧問契約
(月額)
契約書作成 リーガルチェック
費用 110,000円〜 55,000円〜 38,500円〜

スポットでの依頼(単発の契約書チェック依頼)の場合は契約書1通ごとに費用をお支払いいただきます。契約書の種類や内容によって費用は変動しますが、新規での制作の場合110,000円から、リーガルチェックの場合は55,000円からとなります。

当事務所でも事案の内容に応じて適切なお見積もりをご提示し、ご納得いただいてから着手いたします。

一方、契約書に関する業務が多い・契約以外の経営上の不安もある・相手企業とトラブルになりそうという企業様には顧問弁護士契約もご検討ください。

顧問契約を締結すると、月額の固定費用で契約書に関する相談をサブスクリプション的に依頼できるため、スポット利用よりも契約書1通あたりのコストを抑えやすいメリットがあります。

例えば毎月一定数の契約書レビューが必要な場合でも、顧問料の範囲内で継続的にサポートいたします。さらに契約書チェック以外の法律相談も含めた包括的なサポートが受けられるため、企業の法務リスク全般に対応可能です。

ご相談方法についても顧問契約を締結している企業様はチャットで気軽に相談できるため、急ぎ相談が必要な場合にも迅速に対応することが可能です。

初回無料相談で気軽に相談

「専門家に依頼する前に、まずは相談してみたい」という方のために、当事務所では初回無料相談をご用意しています。契約書の内容について気になる点や依頼するか迷っていることがあれば、まずは無料相談でお気軽にご質問ください。

無料相談では、契約書作成・リーガルチェックの流れや概算費用、お客様の置かれている状況に応じたアドバイスなどを丁寧にご説明いたします。

無料相談後に正式に依頼するかどうか決めていただけますので、「相談したら依頼まで断れないのでは…」といった心配は不要です。

相談方法もお選びいただけます。対面で直接お会いしての相談はもちろん、お電話やオンラインでの無料相談にも対応しております。まずはお気軽に弁護士法人グレイスまでお問い合わせください。

相談の流れとサポート体制

リーガルチェック依頼の基本的な流れ

1.電話・メールで無料相談を予約

お電話またはメールフォームでお問い合わせいただき初回無料相談を実施いたします。

2.契約書のコピーまたはデータを送付

すでに作成済みのリーガルチェックの場合は契約書の現物(またはデータ)をご提供いただきます。

3.弁護士がヒアリング→費用と納期を見積り提示

弁護士が契約書の内容や契約の背景事情のヒアリングを行い、チェック・修正案の作成にかかる費用や日数の目安をご案内します。

4.ご納得後に契約・着手

正式にご依頼いただければ、契約書の精査・修正案の作成に移ります。

5.修正案の提出・説明 → 必要に応じて再調整

契約書の条項一つひとつについて法的リスクがないか詳細に確認し、問題点が見つかれば修正案や代替案を検討します。必要に応じて依頼者様とやり取りしながら契約内容の調整を行い、完成した契約書のドラフトをご提供します。

6.契約交渉サポート+アフターフォロー で締結まで伴走

当事務所がチェック・修正した契約書案をもとに、取引先との契約条件の交渉を進めていただきます。弁護士が関与していることで「当事務所からの指摘に基づく修正案である」と説明がしやすくなり、先方もスムーズに受け入れてくれる可能性が高まります。

「相手からこんな指摘があったがどう対応すべきか?」「代替案としてこの条件は許容できるか?」など交渉の過程で新たな論点が生じた場合も、引き続き弁護士がアドバイスいたします。最終的に契約条件がまとまりましたら、契約書の締結となります。

当事務所のリーガルチェックによって契約書の法的リスクが十分に低減されている状態で、安心してご署名いただけます。

契約成立後も関連する法規制の変更情報提供や、今後の取引で注意すべき点などアドバイスが可能です。まさに企業の法務部をアウトソーシングしたような感覚でご利用いただけるよう、継続的・包括的な支援を心がけています。

社内の全弁護士で解決事例やノウハウを共有しているため、契約書チェックにおいてもあらゆる事案の知見が活かされています。こうした組織力を活かし、熊本の企業様に対して万全のサポート体制で臨んでおります。

契約書の“見えないリスク”を放置すると、損害賠償や取引停止など取り返しのつかない事態に発展しかねません。

不安を感じた今こそ、専門家に相談する絶好のタイミングです。

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熊本でのリーガルチェックの重要性

契約書のリーガルチェックがこれほど重視されるのはなぜでしょうか。最大の理由は、契約書に潜む法的リスクを見落とさないためです。契約書とは文字通り法律上の契約内容を定めた文書であり、締結後は当事者を強く拘束します。

内容に不備や曖昧さがあった場合、そのままでは想定外のトラブルや損害賠償につながりかねません。契約締結前に専門家が内容を精査し、リスクを最小化することが極めて重要なのです。

特に中小企業では、自社で法務部門を持たないケースも多く、社長や担当者が自己流でチェックしてしまいがちです。しかし、法律の専門知識がないと「契約書に書かれていない事項」まで目が行き届かないものです。

契約書に記載のない事項については原則として民法など法律の規定が適用されますが、法律知識が不十分だとその規定内容や適用範囲まで把握するのは困難です。また一度契約すると簡単には変更や解除ができず、後から「しまった」と思っても手遅れになってしまいます。

さらに法改正や判例の蓄積によって契約実務の常識が変わることもあります。2020年の民法(債権法)改正では契約不適合責任のルール変更など企業間契約にも影響する改正が行われましたが、その内容を知らず従来通りの契約書を使っていると不利な扱いを受ける可能性もあります。

プロの弁護士であれば、最新の法律知識を踏まえて契約書をチェックし、将来のトラブル発生を未然に防ぐことができます。

このように、契約書のリーガルチェックは予防法務の要(かなめ)と言えます。後になって紛争処理に追われ多大な時間や費用をかけるより、契約締結前に少しコストと手間をかけてでもチェックを受けておく方が結果的に企業にとって大きな利益となります。

経営者の「これでいいのだろうか…」という不安を払拭し、安心してビジネスに専念いただくためにも、リーガルチェックを習慣化することを強くお勧めいたします。

弁護士法人グレイスのリーガルチェック事例

当事務所では様々な契約書に対してリーガルチェックを行っておりますが、その中の事例についていくつかご紹介いたします。

業種システム開発業契約書種別業務委託基本契約書

IT開発会社から、取引先との業務委託基本契約の作成依頼。

プロジェクトマネジメント責任や再委託条件の記載が不十分で、トラブル時の調整権限や再委託先の管理責任が曖昧だった。

当事務所は、甲側にマネジメント統括権限を付し、乙の再委託先への責任条項も明文化。

協議のうえ改訂版を締結し、委託元・委託先双方の役割とリスクを整理した公正な契約に整備した。

業種食品製造販売業契約書種別基本売買契約書

熊本の食品製造会社から、卸売業者・販売仲介業者との地元食材の売買契約書のチェック依頼。

所有権移転のタイミングが代金支払後と遅く、引渡し後のリスク負担も販売側に不利な構成であった。

当事務所は、所有権移転の時期を納品時に前倒しして、検収ルールの明確化、損害賠償責任の限定条項を提案した。

チェック後の業者間での交渉の結果、修正内容が全て受け入れられ、販売側のリスク軽減と円滑な取引条件の確保に成功した。

業種コンサルティング業契約書種別業務委託契約書

熊本の企業から、サロン事業のコンサルティング契約についてリーガルチェックの依頼。

報酬算定方法の曖昧さや知的財産権の帰属、成果物完成義務の免責条項が不利に働く点が懸念された。

当事務所は、報酬算定基準の明確化、成果物利用権の相互調整、知財の共有化、成果物完成義務の限定、秘密保持規定の法令準拠などを修正案として提示した。

結果、依頼者の事業リスクを低減し、安定的な海外事業運営が可能となる内容で締結に至った。

弁護士法人グレイス熊本事務所の対応契約書の種類

当事務所では、様々な契約書の作成およびリーガルチェックをご対応しています。

例えば、以下のような契約書を取り扱っています。

1. 不動産契約

  • 土地建物売買契約書
  • 建物賃貸借契約書
  • 事業用定期借地権設定契約書
  • 一時使用建物賃貸借契約書
  • 定期建物賃貸借契約書

2. 商取引契約

  • 継続的売買契約書
  • 販売店契約書
  • 代理店契約書
  • 業務提携契約書
  • OEM契約書
  • フランチャイズ契約書
  • データ提供契約書

3. 委託・請負契約

  • システム開発委託契約書
  • 製造委託契約書
  • コンサルタント契約書
  • コンサルティング業務委託契約書
  • 運送委託契約書
  • 個人情報の取扱いに関する業務委託契約書

4. M&A・組織再編に関する契約

  • 株式譲渡契約書
  • 事業譲渡契約書
  • 新設合併契約書
  • 吸収合併契約書
  • 株式交換契約書
  • 吸収分割契約書

5. 人事労務契約

  • 労働(雇用)契約書
  • 入社時誓約書
  • 退職時誓約書
  • 就業規則

6. 知的財産権・ライセンス契約

  • 特許ライセンス契約書
  • ノウハウライセンス契約書
  • ソフトウェアライセンス契約書
  • 商標ライセンス契約書
  • 共同研究開発契約書
  • 秘密保持契約書
  • 特許権譲渡契約書
  • 職務発明契約書

7. 金銭貸借・担保契約

  • 金銭消費貸借契約書
  • 準消費貸借契約書
  • 保証契約書
  • 保証委託契約書
  • 動産譲渡担保設定契約書
  • 債権譲渡担保設定契約書
  • 仮登記担保設定契約書
  • 債権譲渡契約書

ここに挙げた一覧は対応契約書の一部にすぎません。掲載のない書式や業界固有の条項についても、当事務所なら柔軟にチェック・作成が可能です。

「少しでも気になる契約書がある」「まずは内容を見てほしい」と感じる方は、電話・メールでお気軽にご相談ください。

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熊本で契約書の作成・リーガルチェックを依頼できる主な方法

契約書のリーガルチェックを受ける必要性は理解していても、「具体的にどこに依頼すればいいのか?」と悩まれる方も多いでしょう。熊本で契約書のリーガルチェックを依頼できる主な方法として、以下の4つが挙げられます。

それぞれの特徴とメリット・デメリットを把握した上で、自社に合った方法を選ぶ参考にしてください。

1. 弁護士に依頼する(スポット利用)

スポット依頼は「今回の契約書だけとにかくチェックしてほしい」というケースに適しています。

熊本県内には企業法務を扱う法律事務所が多数ありますので、契約書チェックを専門に請け負っている弁護士に依頼できます。

依頼する弁護士によって得意分野や料金体系が異なるため、事前にホームページ等で実績や料金を確認し、自社の業界事情に明るい弁護士を選ぶと良いでしょう。

2. 顧問弁護士を契約する

継続的に契約書チェックや法律相談のニーズがある場合は、顧問弁護士契約を結ぶ方法が有効です。当事務所を含め、多くの法律事務所では企業向けに月額制の顧問契約プランを提供しています。

顧問契約を締結すれば、毎月定額の顧問料をお支払いいただくことで、必要に応じ気軽に契約書チェックや法律相談を依頼することが可能です。

スポット依頼と比べ1件あたりのコストを抑えやすく、法務部をアウトソーシングする感覚で日常的に弁護士を活用できます

例えば当事務所では、弁護士事務所では珍しくチャットでも顧問先企業様から日々契約書のレビュー依頼や各種相談を受け付けており、依頼を受けた契約書に関する相談に対してスピーディに対応をしています。

顧問弁護士は御社の事業内容やこれまでの契約履歴、社内体制なども把握した上で助言できるため、より踏み込んだ対応が期待できます。「こんなことも相談して良いのかな?」ということでも気軽に相談できる関係性が築ける点も利点です。

顧問料の相場は月額3万円〜15万円程度が多いようですが、サービス内容や企業規模によって様々です。自社の法務ニーズに照らして、費用対効果を検討するとよいでしょう。

3. 公的相談窓口などを利用

費用を抑えたい場合や、まずは無料で専門家に相談したいという場合には、公的機関や団体が開催している法律相談窓口の利用も選択肢になります。例えば熊本商工会議所では熊本県弁護士会と連携し、会員事業者を対象に定期的な「法律無料相談会」を実施しています。

毎月第1・第3木曜日の午後に1時間程度、弁護士が経営上の法律相談に無料で応じてくれるもので、契約書のチェックについて相談することも可能です。ただし商工会議所の場合は会員企業限定のサービスであり、利用するには商工会議所への入会が必要になります。

この他にも、熊本県弁護士会が主催する法律相談センターでは企業法務に関する相談窓口が設けられている場合がありますし、自治体や商工団体による一時的な無料相談会が開催されることもあります。こうした窓口は無料または低額で利用できる反面、相談時間が限られていたり、その場で口頭のアドバイスを受けるに留まる点には注意が必要です。契約書そのものの細かな修正案作成までは踏み込めず、「問題点の指摘」や「一般的な解決策の助言」を受けるのが主となります。また相談までに日程調整や予約が必要な場合もあります。

緊急度が低く、概況だけでも意見を聞きたいという場合には、公的相談窓口の活用も有益でしょう。

4. AI契約書チェックツールを活用する

近年はAI技術を用いて契約書を解析するAI契約書チェックツールも登場しており、手軽なリーガルチェック手段として注目されています。例えばクラウド型の契約書レビューサービスに契約書データをアップロードすると、AIが瞬時にリスク箇所や抜け漏れを検出しレポートしてくれるといったものです。費用も弁護士に依頼するより安価で、チェックにかかる時間も短く済むというメリットがあります。

実際、「とりあえずAIでチェックしてみて、大きな問題が指摘されたら弁護士に相談する」という使い方をする企業も増えてきています。 しかしながら、現時点のAIリーガルチェックにはいくつか見逃せない課題や限界もあります。第一に、契約書の内容についての対話やヒアリングができないことです。

契約交渉の背景事情や当事者の意図を踏まえた上で「この条項は敢えて入れなくても良い」などといった判断をしたり、「この部分はどういう意味だろう?」と確認したりすることがAIにはできません。指摘された内容の真意をこちらから問いただすこともできず、双方向のやり取りが不可欠な細かな調整には不向きです。 第二に、AIが行うのはあくまで一般的・画一的なチェックに留まりがちな点です。

AIは大量の学習データに基づいて一般論としてのリスクを指摘しますが、個々の企業の事情や個別具体的な文脈まで考慮するのは不得手です。そのため提示された契約書に潜むリスクを完全に網羅できるとは限りません。「契約書Aでは問題ないとされた条項が、会社の状況によっては問題になる」ようなケースや、「関連する他の契約と整合性を取る必要がある事項」など、全体の兼ね合いを見たチェックもAIは苦手としています。

提示した契約書そのものしか材料がないため、他の契約書や背景事情を踏まえた判断ができないのです。

以上のことから、AI契約書チェックツールはあくまで補助的な手段と考えるのが賢明です。安価でスピーディーな反面、最終的な法的リスクヘッジには人間の専門家によるチェックが不可欠といえるでしょう。

もちろんツール自体は日進月歩で進化していますので、有効に活用しつつも要所は弁護士の目で確認する、といった使い分けが現実的です。自社の予算やリスク許容度に合わせ、AIと弁護士チェックを併用することも検討してみてください。

リーガルチェックを依頼する際のポイント

では、実際にリーガルチェックを依頼する際に押さえておきたいポイントについて解説します。どの方法で依頼する場合であっても、以下の点を事前に確認しておくことで、より納得のいく形で契約書チェックを受けることができるでしょう。

料金相場と費用体系

費用面の確認は重要なポイントです。契約書チェックを弁護士に依頼する場合、一般的な取引契約書であれば5万円〜10万円程度の費用がかかるのが通常です。契約内容が高度な専門分野に及ぶ場合や英文契約など特殊なものでは20万円以上の費用となるケースもあります。

事前に相場観を知っておくことで、「相場とかけ離れた高額な請求を受けて驚いた」という事態を防げます。

また、費用体系にも注目しましょう。1通あたりいくらという定額方式なのか、作業時間に応じて計算するタイムチャージ方式なのか、契約金額に比例する成功報酬的な方式なのか、法律事務所ごとに異なります。チェック対象の契約書が長文の場合はページ数や条項数で料金が変わることもありますし、速達対応を依頼すると追加料金となることもあります。

依頼前に見積もりを取り、料金の内訳や条件を確認することが大切です。

当事務所では、契約書チェックの料金について明確にご説明し、ご依頼者様にご納得いただいた上で進めていきますので、費用面で不安がある場合も遠慮なくお問い合わせください。

また、顧問契約を行うことで、顧問契約の範囲内でリーガルチェックを依頼することも可能です。

毎月定額の顧問料をお支払いいただくことで、必要に応じて気軽に契約書チェックや法律相談を依頼することが可能となり、トータルとして1件あたりのコストを抑えることも可能となります。

相談方法の柔軟さ(対面・オンライン)

リーガルチェックを依頼する際は、相談・コミュニケーションの方法にも注目しましょう。弁護士との打ち合わせが対面のみなのか、電話やオンラインにも対応しているのかは重要なポイントです。忙しい経営者の方にとって、いちいち事務所に出向かなければ相談できないとなると大きな負担になります。

当事務所を含め最近ではオンライン会議システム等を導入し、場所を問わず対話できる体制を整えている法律事務所も増えています。

熊本市内であれば対面での相談も比較的容易かもしれませんが、急ぎの契約で時間がない場合や出張中の場合、地理的な制約により事務所まで足を運ぶのが難しい場合など、オンライン対応が可能かどうかは安心感に繋がります。

また、チャットやメールでの問い合わせに応じてくれるかもポイントです。ちょっとした質問をすぐ投げかけられる関係が築ければ、契約書の不明点もリアルタイムで確認できます。

当事務所ではビジネスチャットツールを活用して、顧問先企業様が日常的に気軽に相談できる環境を提供し、迅速な対応を実現しています。ご自身のスタイルに合わせて、柔軟に相談に乗ってくれる弁護士かどうか見極めると良いでしょう。

経験の豊富さ

契約書チェックを依頼する相手の経験値も重要です。企業法務の経験が豊富な弁護士であれば、多種多様な契約類型や業界特有の契約慣行にも精通しており、安心して任せられます。

例えば当事務所では、700社以上の企業様と顧問契約を結び、建設業、運送業、不動産業、飲食業、IT業、医療福祉など幅広い業種、各業界のビジネスモデルに応じた法務対応に取り組んできました。

また弁護士法人グレイス全体で共有されたノウハウがあり、蓄積された解決実績に基づいて合理的かつ実践的なアドバイスが可能です。

依頼前に、特に自社の業界での実績があれば、契約書の専門用語や取引特有のリスクにも通じているため、指摘も的確になります。

経験豊富な弁護士に任せることで、「こんなケースは初めて見た…」という手探り状態を避け、確かな安心感を得ることができます。

迅速な対応が可能か

ビジネスの現場では契約書の確認にあまり時間をかけられないことも多々あります。

リーガルチェックを依頼する際には、その弁護士や事務所がどれくらい迅速に対応してくれるかも重要なポイントです。問い合わせに対するレスポンスの速さや、緊急時の対応体制について事前に確認しておきましょう。

当事務所では、契約書チェックも可能な限り迅速に行うよう努めています。複数拠点の弁護士が常に連携し合い、最適なチームで案件処理に当たる体制を整えております。

お急ぎの場合もまずは事情をお聞かせいただければ、スケジュールを調整して対応いたします。

契約書の内容に問題が見つかった場合、それを踏まえて先方と交渉する時間も必要になります。そうしたビジネスのタイムラインを理解して柔軟に動いてくれる弁護士を選びましょう。

熊本でリーガルチェックを検討中なら弁護士法人グレイスへ

契約書のリーガルチェックは、企業活動におけるリスクマネジメントの要となる非常に重要なプロセスです。「うちは小規模だから大丈夫」「今までトラブルが起きていないから平気」といった慢心は禁物で、企業規模の大小に関わらず法的トラブルの芽は潜んでいます。

熊本で事業を営む皆様におかれましても、ぜひこの機会に自社の契約書の管理体制を見直してみてください。そして「専門家の目でチェックしてほしい」と感じられた際には、弁護士法人グレイスが全力でお手伝いいたします。

当事務所は熊本市中央区にオフィスを構え、地元企業の皆様に寄り添ったリーガルサービスを提供しております。

企業法務に注力した弁護士が多数在籍しており、契約書リーガルチェックについても豊富な実績とノウハウがあります。

「専門性の高さ」「対応の速さ」「料金の明朗さ」「オンライン対応力」といったポイントでも、きっとご満足いただけるサービスをご提供いたします。初回相談は無料ですので、些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。

熊本でリーガルチェックを検討中の企業様は、ぜひ当事務所にお任せください。

弁護士法人グレイス 熊本事務所(企業法務部)
所在地:〒860-0806 熊本市中央区花畑町12-1 エム・タワービル6階
電話:096-245-7317 (受付時間:平日 9:00〜18:00)
※熊本市電「花畑町」電停より徒歩1分。

オンライン面談にも対応しておりますので、熊本県内全域・県外の企業様もお気軽にご相談ください。

契約書の不安を“今すぐ”解消し、安心してビジネスに専念しましょう。

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【著者情報】

企業法務部 部長 福岡県弁護士会(弁護士登録番号:33334)

九州大学大学院法学研究科修士課程 修了

米国Vanderbilt Universityロースクール(LLMコース) 卒業

三菱商事株式会社、シティユーワ法律事務所を経て、現在弁護士法人グレイスにて勤務

プロフィールはこちら>>

監修者

弁護士法人グレイス企業法務部

本店所在地
〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目1-35 サンセルモ大門ビル4階
連絡先
[代表電話] 03-6432-9783
[相談予約受付] 0120-100-129
WEBサイト
https://www.kotegawa-law.com/

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