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相談事例

【121】簡易な建物を購入したものの、代金の支払いを遅滞したことにより建物を撤去されてしまった事例

2020/03/22
相談分野
その他
業種
介護業

1. 相談内容

簡易な建物を購入したものの、売買代金の支払が遅れてしまっており、何とか支払いを待ってくるよう相手方へお願いをしていた。しかし、相手方は相談者の要望を聞き入れず、同建物を強制的に撤去してしまった。
そのため、同建物で行う予定としていた事業ができなくなってしまった。
今後、同事業の許可も来年迄取得できないため、建物が不要となったうえに、施設設備費用も支出して損害が生じている。どうすればよいか。

2. 争点

相手方の行為は自力救済にあたるとして、相談者の損害が請求できるか。

3. 解決内容

相手方と金銭の支払いをすることにより本件を解決するという内容で合意が成立。

4. 弁護士の所感

本件は相談者が売買代金の支払いを遅滞していることから、遅延損害金を支払わなければならないことに争いはありませんでした。
また、問題となっている建物を改めて購入することも、建物が不要となっていることから解決方法としては適切ではありませんでした。
そのため、どのように解決すべきか悩ましい件ではありました。
さらに、事業を開始できなかったことについての逸失利益も立証が困難で当方に不利な事情が多く存在しました。

しかしながら、最終的に当事者にご納得いただける形で本件を解決できたと思います。

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