相談事例
【190】外国人労働者の労災事故における使用者の安全配慮義務違反
2025/09/19
相談分野
労務問題
業種
製造業
1. 相談内容
外国人の工場労働者が工場勤務中に熱傷を負ったとして、使用者側に対し、約600万円の損害賠償を求めてきたので、どうすればよいか。
2. 争点
外国人労働者に対する安全配慮義務を果たしたといえるか否か。
3. 解決内容
相手方の請求は認められず、低廉な和解金を支払って解決した。
4. 弁護士の所感
使用者は労働者に対して安全配慮義務を負い、労働者の生命・健康等を危険から保護するよう配慮する義務を負います。
外国人労働者を雇う場合、日本人労働者よりも安全配慮義務を果たしたと主張するハードルは大きく上がります。その理由として、日本語に不自由な人もいるため、日本語での説明やマニュアルでは足りない場合があるからです。
本件では、現地語のマニュアルや工場内の注意喚起の掲示があったものの、事故状況からして労働者側が相当の不注意を以て行動した結果、労災事故へと繋がっていました。
このように、注意喚起の態様、事故状況の分析やその評価については、外国人労働者の労働実態に詳しい弁護士に相談すれば、高いハードルを乗り越えることも可能です。
弊所では、外国人労働者への対応も多数実績がございます。お困りの場合は是非ご相談ください。
外国人労働者を雇う場合、日本人労働者よりも安全配慮義務を果たしたと主張するハードルは大きく上がります。その理由として、日本語に不自由な人もいるため、日本語での説明やマニュアルでは足りない場合があるからです。
本件では、現地語のマニュアルや工場内の注意喚起の掲示があったものの、事故状況からして労働者側が相当の不注意を以て行動した結果、労災事故へと繋がっていました。
このように、注意喚起の態様、事故状況の分析やその評価については、外国人労働者の労働実態に詳しい弁護士に相談すれば、高いハードルを乗り越えることも可能です。
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