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企業法務コラム

「小さな目標設定から」の大切さ

2021/07/26

私は、社会人になってから現在に至るまで、3つの組織に所属してきました。

1つ目は、新卒で入社した会社です。上場しており、とても規模の大きい会社でした。司法試験に合格して退職しましたので、結果として、2年しか在籍しませんでしたが、私の社会人としてのスタートでした。

2つ目は、弁護士になってから入所した法律事務所です。

東京の大手法律事務所に入所し、12年半を過ごしました。

3つ目が、現在の弁護士法人グレイスになります。

それぞれの組織の特徴はありましたが、今になって感じることは、組織の本質は、組織それ自体の大きさに関わらず共通する部分が多々あるということです。

大きな組織であっても、内部では複数の部署・部門に分かれており、それぞれの部署・部門での運営が行われています。この点は、組織の大小にかかわらず共通しています。大きな組織は、小さい内部組織の数が多く、その集合体によって複数の階層構造が形成されていますが、所属するメンバーの立場としては、各部署・部門での業務になりますので、本質は共通します。

どのような組織であっても、限られた人員により運営をする必要がありますので、所属しているメンバーによる主体的な行動ができるように、動機付けをしていく必要があります。

これは、言い換えますと、所属しているメンバーに自信を付けてもらう「成功体験」の機会を増やすということになります。

この点は、以下の通り細分化できると思います。

・目標を達成したとき

・誰かに褒められた/誰かの役に立ったと感じたとき

・自分が設定した目標をクリアしたとき

ここで重要になるのは、いきなり大きな目標を設定するのではなく、小さな目標を設定することから始めることです。

小さな目標の設定とその達成を確認する機会を積み重ねることで、自信を付けていくことが可能になります。

これを言い換えますと、「自分が誰かに必要とされている感覚」を持つということです。これは、有名なアドラー理論での「共同体感覚」とも共通するところがあると思います。

このコラムの著者

播摩 洋平 -HARIMA YOHEI -

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